2015年11月22日日曜日

世界を変えた書物!

よく「この1冊が私を変えた」とか言う本がありますが、
世界ですよ、世界!
世界は1冊の本だなんて気の聞いた台詞を言う人もいましたが
世界を変えちゃった1冊が100冊以上も! ん? 矛盾してる?(笑)



ガリレオ、ダーウィン、ニュートン、コペルニクスなどなど
誰でもが知っている人たちが、世に問うた1冊が初版で!
しかしやっぱり、自然科学系が多いっすね。
金沢工業大学だからかな??






撮影も出来るそうなので、ぜひ!誰かレポートしてください!!!



世界を変えた書物展はこちらをポチッと  → http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/

2015年10月24日土曜日

メカニック・メカニック

さて、あまりにも久しぶりで投稿の仕方を忘れた遠古堂です(笑)

横須賀で「メカニックデザイナー宮武一貴原画展」が開催されるようです。宮武一貴といえば、メカメカしたイラストで有名ですが、ハヤカワSF文庫「宇宙の戦士」の表紙と言えば、「ああ、あれか!」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。

はじめて知ったのですが、マジンガーZのエンディングに使用された透視図解も彼のものなんですね〜。ロボット界の大伴昌司ですね。


しかも、会場が戦艦三笠ときたもんだ!!
お近くの方は、ぜひぜひおいで下さい。

メカニックデザイナー宮武一貴原画展 → https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4450/nagekomi/20150911.html

2015年8月13日木曜日

この秋は会津へ出撃だ!

さて、仕事の忙しさにかまけて放置プレーごめんなさい(笑)

忙しいけれど、もう少しすればやっと隙間が出来そうなので、ナイスなタイミングで会津の一箱古本市にエントリー♪

去年は残念ながら雨だったので、若干不完全燃焼…だったけど、雨が降ってきた時のスタッフの対応は本当にありがたかったです!



そして、昨年は30組だったけれど、今年は絶賛増量らしい。楽しみ〜!! よ〜し、頑張るぜぇ。



 詳しくはこちらからどうぞ → Book!Book!AIZU

2015年6月7日日曜日

Sendai Book market

今年で終了となる仙台一箱古本市。事前に新聞に取り上げられていたせいか、序盤から人、人、人…おそらく、今まででもっとも人での多い古本市だったと思います。各店の前には入れ替わり立ち替わり、人が訪れます。今回は「たまたまアーケードにいた通行人」というよりは、最初から古本市をめざしてきた人が多かったように思います。みなさん、順調に売り上げを伸ばしておられました。

が、しかし…

弊社の前は、人がおりません(笑)まるで、モーゼが海を渡った時のように、、弊社の前は人並みが割れていました!

このところ、一箱古本市では主に絵本を中心に販売していました。絵本は割りに手堅く売れます。でも、今回は勝負に出ました。というより、始めて一箱古本市に出店したのが仙台だったので、仙台一箱古本市の最後にあたり、初心に還ってほとんどの本を自分の本棚から持ってきました。地味で硬派です(笑)本当に、客を選ぶ品揃えになってしまいました!!ま、混沌とした品揃えなのはご愛嬌♪


そして、結末やいかに!!

2015年6月3日水曜日

仙台一箱古本市  続報!

さて、第2弾の出店者紹介がありました。

一箱古本市 参加者紹介 その2

おなじみのあのお店やあのお店も名前を連ねています。で、おねいもとさんは!自家装丁の素敵な素敵な本を扱っています。もう、順番待ちやキャンセル待ちがでるのはここぐらいなのでは??

くわしくはこちら → おねいもと



さて、うちの出品も続報です。

 ビーナスの殺人 しかしこれって、適正価格なんだろうか…

真夜中の太陽  ロッド・サーリングといえば我々の世代にはピンと来る?

魔法のえんぴつ  面白いんですが、ちょっと表紙がいただけない…


ううむ。恐るべし児童文学(笑)

2015年6月2日火曜日

仙台一箱古本市! 参戦!!

いやいやいやいや、そうこうしているうちにもうすぐ仙台一箱古本市ですぜ!BookBooKSendaiに一箱古本市は今季で終了だそうで、それだけになかなかの強者が集結するようです。頼もしい。というか、財布のひもをキツく縛っておかねばというか(笑)

一箱古本市 参加者紹介 その1

おなじみさんがならびますが、股旅同盟(散歩堂+駄々猫舎)さんと出会えるのが楽しみです!で、で、このところずっと絵本と児童書ばっかり扱っていた吉田屋遠古堂は、今回初心に帰ってアート・サブカル系のプレミア本でかためます。

販売予定の本をちょっとだけご紹介させていただきますね。

陰陽道基礎資料集成 これはもう、大著です!

無惨絵 ー英名二十八衆句   これね、私が出すのもサイン本です。

 アウラ・ヒステリカ けっこう表紙や小口に汚れがあるので …

少林寺拳法教範 門外秘なのに、けっこう流通してるぞ(笑)

コスミック・レイプ サンリオはけっこう値段もこなれているのだけれど?


もうね、のるかそるか、一か八かです。売れれば天国、売れなきゃ地獄。売れねぇだろうなぁ(爆) というか、あんまりアートでもサブカルでもない(爆)

2015年5月16日土曜日

雑誌!

「本の雑誌」といえば椎名誠の独特の文体とともに、本好きは一度は通る道ではなかろうか(笑)エッセイとも書評ともつかない不思議な文章はなぜか脳裏にこびりつく。もとはといえば、『本屋大賞』だって本の雑誌社が一枚噛んでいるわけで、やっぱり本好き集団なんだなぁと改めて思うわけです。

そんな「本の雑誌」創刊号は公称刷り部数500部で、直販にちかいささやかなスタートでした。そんな本の雑誌も40周年を迎え、なんと!1〜10号が完全復刻です。箱入りで5400円ですから、1冊あたり500円ぐらいでしょうか。創刊号は48ページで100円だったそうですから、決して高くはないでしょう!





一家に1冊 いや、10冊 本の雑誌をよろしくお願いいたします!
くわしくはこちら → http://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860112707.html

2015年5月1日金曜日

定禅寺ブックストリート参戦! その2

さて、遠古堂は最近は秋田の灯(あかり)書房さんと隣り合わせに出店することが多いです。灯書房さんも絵本が多いので、相乗効果を狙っています。

で、今回、反対隣はロロ美容室さんでした。ロロさん、アート系ですが、若干エロ入ってます(笑)





品揃えも、ご本人も、いい味だしてます。



ボクが始めてBook!Book!Sendaiに出店したときに、ボクの出している本を見て声をかけてきてくれた方なので、店主仲間としてはいちばん古い付き合いですね〜。とっても素敵な方です。



ロロ美容室はこちら → http://rorobiyousitu.aranjuezcafe.com/

2015年4月29日水曜日

定禅寺ブックストリート参戦! その1

昨年に引き続きの参戦です。
(去年の様子はこちら → http://blog.goo.ne.jp/bow1965/ )

今年も天候に恵まれ、新緑にかこまれ、最高のコンディション♪






まあね、うちはどこへ行っても、いつになっても
あんまりかわらない品揃え(笑)


わはは♪ 看板だってかわらんぞ〜



いい感じのスタートで〜す。

2015年4月28日火曜日

定禅寺ブックストリート

さて、いよいよ明日です!
天気も良さそうだし、ぜひお出かけください!!
吉田屋遠古堂も絵本を満載して出撃です♪




定禅寺ブックストリート

2015年4月18日土曜日

石巻へ行くの巻

みなさんぜひ、石巻にお運びください(笑)

 さて、ご存知のように石巻は東日本大震災で甚大な被害を受け、現在は復興の真っ最中です。そんな石巻でのイベントのご案内です。震災から再び立ち上がろうとしたときに、様々な人たちや団体や組織が石巻の復興をめざして立ち上がりました。そんななかで、ISHINOMAKI 2.0はいち早く団体を立ち上げ、『新しい石巻』をイメージし、具体的かつ多彩多様な活動を開始します。
 また、一箱古本市から派生し、被災地や仮設住宅に『本』を送り続けることで人々を支えてきたブックイベントのネットワークは、さらなる支援をめざし『一箱本送り隊』というかたちで体制を整えます。

 石巻まちの本棚はこの両者が協同し、石巻の中心部に作られた『本』を媒介とする開かれたコミュニティスペースです。もちろん、施設もスタッフもみんな持ち寄りで手作りで、おもいやりと心意気に支えられ、地域の憩いの場となり、様々なイベントが行われています。

 で、今回はBook! Book! SENDAIの仕掛人火星の庭の前野さん登場です!Book! Book! SENDAIはブックイベント?の総合体のようなものです。それを母体に2009年からサンモール一番町を舞台で一箱古本市がはじまり、遠古堂は2010年からお世話になっています。 (あ、このころは遠古堂じゃなくて、遠古洞だったのね→ 2010年の吉田屋遠古堂

 前野さんはジャンルを超えて多方面にネットワークを広げ多彩な活動に携わっておられる、仙台市内にある火星の庭というユニークな古本屋?ブックカフェ?の店主さんです。そんな前野さんが石巻 まちの本棚でレクチャー&ワークショップを開きます。
 題してブックカフェのはじめかた 



う〜ん、本好きにはなんとも魅力的なイベントではありませんか!! そして、これは『いしのまき本の教室』という一連のレクチャーのトップに当たります。みなさん、ぜひ、石巻へ!!

くわしくはこちら → http://bookishinomaki.com/event/218/

2015年4月11日土曜日

定禅寺ブックストリート

さて、今月末は仙台定禅寺通で一箱古本市です。



少しずつ、出店者が紹介されています!
秋田の「灯書房」さんや「icco文庫」さん、「ななみやたかちん」さんなど
東北の一箱古本市ではおなじみさんがならびます。
「ろろびようしつ」さんは山形県外は初出店かしら?
 今回も個性的なお店が 多そうなので、楽しみにしていてください。

詳しくはこちら → 定禅寺ブックストリート

2015年4月4日土曜日

猫ノフルホン市

駄々猫さんが主プロデュースする猫ノフルホン市は全国から!名前にとつく(一箱)古本屋さんがその名も旅猫雑貨店に集まってきます♪古本好きには犬好きも多いけど、猫好きのほうが多いのだ(笑)

それぞれがそれぞれに特徴のある品揃えで、これはなんか、期待できそう♪かまねこ文庫さんも出撃されるのですね〜。



駄々猫さん、またどこかでお店ならべましょうね〜♪

詳しくはこちら → http://tabineko.seesaa.net/article/414758108.html


アートブック

版本を時々出して眺めてはにやにやする…というのは傍目からみると異様かもしれませんが(笑)これがアートブックだと、普通に見えるかもしれません。なんせ、眺めて楽しむための本ですから!

そんなアート系古書が20,000冊!!第14回五反田アートブックバザールは今月の24日〜25日です。金曜・土曜ですからくれぐれもお間違えなく 。日曜日に行っても、なにもありませんよ〜〜〜〜!

そしてこれに乗り遅れた方は、リブロ池袋本店にGo!だぁ〜♪


くわしくは、こちらからどうぞ  →  http://artbooks.exblog.jp/12950769/



2015年3月20日金曜日

永遠の魔導士

もうね澁澤龍彦師ですら、「日夏耿之介の開いた魔道の入り口をうろうろしている」と自分で語っていたそうだから、日夏耿之介はわれわれ凡人には想像もつかないゴシック・ロマンの深淵を体現しているのである。なんせ、最後の最後まで『旧かな』にこだわりつづけ、仕事の依頼でも新かなで書かれたものは窓から裏の小川に投げ捨て、『ほら、新かなが流れてゆく』と言ったとか… 

その日夏耿之介、没後40年以上を経てこの1冊が出現したのである。21世紀になって、いったいだれが買うんだ?と言わないでくれ(笑)

 

日夏耿之介の最後の弟子である井村君枝女史が、師である日夏耿之介を語り、論じ、憶う。これほど贅沢なことがあろうか?惜しむらくは…表紙がボクの好みではない(笑)日夏耿之介自身、どれほど興味を引かれる内容の書物であっても、装丁が気に入らなければ手元には置きたくなかったらしいし…

とはいえ、読みたい。読んでみたい。貯金をはじめよう♪

詳しくはこちら → http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336058799/

2015年3月19日木曜日

吉田屋遠古堂 始動!

さて、全国で展開している一箱古本市ですが、
吉田屋遠古堂の今シーズンは、
仙台は定禅寺通りから始まります!!



題して一箱古本市定禅寺ブックストリート!
日に日に緑が濃くなる欅並木の下で、古本市です。
遠古堂は絵本、児童書を引っさげての出陣で〜す。
順次目玉商品をアップしていきますから、買いにきてくださいね(笑)

詳しくはこちら → 定禅寺ブックストリート/あったかこころねっと

2015年3月9日月曜日

訃報

児童文学に偉大な足跡を残した松谷みよ子さんが亡くなられたそうです。

(写真は公式HPより)

松谷さんといえば、民話を材とした児童文学で有名ですが、公式HPによれば「民話」にひそむ民衆の思いに関心を寄せていたそうで、そういわれればそのまなざしは常に小さきもの、弱きものに注がれていたような気がします。

子どもたちの絶大な支持を受けていた怪談レストランシリーズも彼女の手になるものでした。 彼女は怪談に『現代の民話』を仮託していたのでしょう。もしかすると、そこに中央から発信される単一的な文化に対抗しうる、重層的複合的な文化の最後の輝きを見ていたのとおもうのは、うがちすぎでしょうか。

 慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

2015年3月8日日曜日

世界のテラヤマ!

寺山修司は拾遺の人たちの様々な才能を見いだし、コラボレートする天才でした。一度も楽器を手にしたことのないJ・A・シーザーにむかって音楽をすすめたことは有名です。

宇野亞喜良もその一人で、60年代には横尾忠則などとともに天井桟敷のポスターや舞台などを手がけていました。あわい色彩をまとった独特のペン画が好き嫌いのわかれるところですが、好きな人にはたまらない作風でしょう(笑)

さて、たった二日間ですが宇野亞喜良×寺山修司 演劇ART WORKS 原画展 1998〜2015が渋谷のポスターハリスギャラリーでひらかれます。 タイトルからもわかるように、近年の舞台のための作品ですが、相変わらず60年代テイスト炸裂ですね(笑)



開催期間:2015年2月28日(土)~3月29日(日)  
   ※月曜休廊 開廊時間 13:00~19:00
   ※3月7日(土)は16:00まで
   ※最終日は17:00まで 

詳しくはこちら → http://www.fashionsnap.com/news/2015-02-28/unoakira-terayamashuji/ 

2015年2月28日土曜日

シュヴァンクマイエル! シュヴァンクマイエル!

チェコの生んだ鬼才、世界的な映像作家であるヤン・シュヴァンクマイエルの映画祭名付けてシュヴァンクマイエル映画祭2015が開催されます。しかし、なんのひねりもないネーミングだな、こりゃ(笑)





言わすもがなの作品を中心に、 長編のみならず短編や関連作品などなど、一挙上映です。しかも、ですよ。しかも東京、大阪、京都、神戸で開催!! つーか、東京じゃもう始まってるのね!



とりあえず、貼っておきますね〜 。こんな感じです(笑)




 
しかも今回は映像作品のみならず美術作品も公開されます。シュヴァンクマイエルの根源に迫る企画と言えそうです♪







詳しくはこちら → http://svank2015.jimdo.com/

2015年2月18日水曜日

稀覯本!

なかなかお目にかかることのない稀覯本。じつはあと2週間ほどで、世界中からこの稀覯本というヤツが、東京に集まってくるのですよ。名付けて、ABAJ創立50周年記念国際稀覯本フェア2015 日本の古書 世界の古書 長っ(笑)

これ、毎年かどうかわかんないんですが、いままでにも何度かやってるみたいです。ちょっと素見しながら見に行ってみたい…と思ってました、はい。特設HPに出品図書がちらりと載っていますが…


オーデュポンの「アメリカの鳥」
             製版本 半皮装 4,536,000円
 

夏目漱石草稿 『琴の空音』 13,000,000円




            源氏物語  54冊   27,000,000円!

いや、もちろん百万円以下のものもありますよ。でも、なんか、こういうの見てると、『300万円? 安いじゃない!』なんて感覚になります。感覚になるだけで、決してかえないんですけどね(笑)やっぱり、こういう危険なフェアには近づかないのがいちばん!?

それでも近づきたい方はこちらからどうぞ → http://www.abaj.gr.jp/special/vol001/index.php

目録だけで満足したい人はこちら → http://www.abaj.gr.jp/special/vol001/index.php


2015年2月14日土曜日

あなたのお名前、なんてぇ〜の?

週に一二度、仕事帰りに古本の大手チェーン店を巡回します。もちろん中心は100均コーナーと児童書の棚なんですが、これがけっこうね、いいんです。単純に高価な本を108円でゲトしたと言う話だったら、まあ、ある話です。今回はそこで見つけた『サイン本』でございます。

たとえば、虫の弁護人としてご活躍中の澤口たまみ先生。1995年刊行の『何てったって、虫が好き!』です。カバー・挿絵はあべ弘士ですね〜。初版なのに刊行から5年後にサイン??


児童文学者の松居友氏は同じく松居直氏の息子さんで、児童文学に関する著作が多数あります。講演会もたびたび行っており、これはそんなところでいただいたサインでしょうか。『私の絵本体験』ですが、一言添えてあるのが人柄をしのばせますが、斎藤◯◯◯さんは手放してしまったんですね(笑)



世界的な昔話研究家(グリム童話の世界的な権威)で、専門書とともに昔話をあつかった絵本や児童文学などの著作も多数ある小澤俊夫先生。このかた、世界的な指揮者小澤征爾さんのお兄さんでもあります。で、小澤健二、あのオザケンのお父さんです(笑)もうご高齢なので、最近はほとんど講演活動を行っていないようですが、かつては精力的に講演活動を行っており、 これもそんなところでいただいたサインでしょうか。『こんにちは、昔話です』ですが、これ2010年9月3日ですかね?







有名なところではこんな方のサイン本も。というか、本も出していたんですね。可愛いサインなんですが、この本『自分へのごほうび』自体は文章のみのエッセイ集で、まことに残念ながら写真は収録されておりません(笑)



マイナーなところでは、三宅勇三さんの署名本があります。というか、献呈本ですね。三宅勇三さんって、だれ?元キリンビールの常務取締役 の方だそうで、ビールレーベル興亡史という著作もあるようですが、主に釣魚に関する本と紀行文を多数著しているようです。これをまとめてげとしたことがあります。

『川魚歳時記』『話の種拾遺』『インド、モンゴル、トルコ紀行』『堀光亀自叙伝』の4冊ですが、いやあ、どなたか知り合いがうちの近所にいらっしゃったんですかね(笑)


で、で、極めつけは『白いレクイエム』です。ブッキングさんからの復刊とはいえ、大海 赫さんと西岡兄妹は西岡千晶さんの夢のコラボ。お話自体も胸の締め付けられるような甘く切ない話なんですが、なんとこれもサイン本。うちは果報にしてますが、ひなぎく様はなんで手放すかなぁ…


しかし、カワイイ♪


2015年2月10日火曜日

再びのじんぶん じんぶん? 人文!

文系が低調冷遇されている今日この頃、みなさんいかがおすごしでしょうか?

そんなかなでも、一人?気を吐く紀伊国屋書店(笑)今回も人文ネタをかましてくれました。題して紀伊国屋人文大賞!というか、もう5回目なんですね。知りませんでした…

さて、読者が選ぶ紀伊国屋書店人文大賞ですが、30+1タイトルが選ばれています。順位は付けられていますが、どれもこれもそれぞれのジャンルでのNo.1ということでいいんじゃないでしょうか?人文だけあっていまどきなかなか硬派な!ラインナップですね〜。

私が気になるのは、『思考の取引―書物と書店と』『日本思想全史』『浮浪児1945‐―戦争が生んだ子供たち』あたりですかね〜。

で、受賞作品はなんだって?それはご自身でお確かめください!
  → https://www.kinokuniya.co.jp/c/20150205120049.html


さらに、ノミネート作品はこちら♪
  → https://www.kinokuniya.co.jp/c/20141212173445.html

2015年2月8日日曜日

まずは知ることからはじめよう!

いま、何かと取りざたされるイスラーム文化については、我々にはそう馴染みのあるものではありません。でも、その思想やl行動の中心となっているのがクルアーン(コーラン)であることは、皆さんんご存知でしょう。そんなクルアーンですが、東洋文庫ミュージアムでは、現在秘蔵のクルアーンを展示中です!



もちろん、クルアーンには邦訳もあります。ただ、なかなか買って読むまでには行かないですよね(笑)じゃあ、まずは『見てみる』というのはいかがでしょう?イスラームの人々の、クルアーンに対する並々ならぬ思いがそこから読み取れるでしょう!






ガイドツアーもあるよいうですので、ぜひぜひ!

詳しくはこちらからどうぞ → http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/exhibition.html

2015年2月3日火曜日

火の用心!!


米国議会図書館に匹敵するといわれる、ロシア科学アカデミー付属社会科学学術情報研究所の図書館で火災が発生し、1000万点にのぼる蔵書に甚大な被害があったようです。蔵書の15%が消火活動による水損を受けたと見られるというアナウンスがあります。

ここは社会科学については世界屈指の図書館で、スラブ語文書の所蔵数では世界一ともいわれているそうです。焼失ならともかく、水損だったらレスキューできるものがありそうな期もするけれど。それがわずかであっても世界の財産だと思えば、やはり各国から手をさしのべる必要があるだろう!

詳しくはこちら → http://www.afpbb.com/articles/-/3038409

2015年1月31日土曜日

ねずみです(^v^)

さて、あんよさんから冬にぴったりな絵本のたよりが届きました。今回はレオ=レオニ、青や緑や灰色のなかの華やかな差し色がとってもあたたかで、とても優しい作品を生み出す作家さんでです。遠古堂のささやかな一箱古本屋でも人気の作家さんで、もちろん遠古堂も大好き!



フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし
作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎
出版社: 好学社

寒い冬に備えて、野ねずみたちは くる日もくる日も せっせと食料を集めています。

でも、フレデリックは 食料集めに参加しません。寒くて暗い冬の日のために「おひさまのひかり」、灰色の冬のために「いろ」、長い冬の間に話が尽きないように「ことば」を集めていると言うフレデリック。

やがて 冬がやってきます。毎日大事に食べていても 食料が 尽きてしまいます。

でも、フレデリックが集めていた「おひさまのひかり」「いろ」「ことば」は 尽きることがありません。 そうやって素敵な時間が過ぎていきます。

芸術って こういうことなんだ・・・・絵本を通して感じました。食べるものは、身体を満たす。芸術は、心を満たす

この絵本を読みながら 春の訪れを まってみませんか。

2015年1月25日日曜日

平井呈一をご存知ですか?

翻訳物の幻想文学・ゴシックホラー・ゴシックロマンスつまり怪奇文学を語るときに、はずせないのが平井呈一である。格調高い名文を生み出し、数々の名訳を世に送り出した。その代表はアーサー・マッケンというのは衆目の一致するところだろうけれど、平井本人は下町育ちで、死ぬまで着物で通したのだから、人というものはわからない。

そんな翻訳の匠平井呈一を、幻想文学のマエストロ東雅夫が神楽坂で語ります!! 題して、「幻想と怪奇の匠・平井呈一――その足跡と旧蔵書をめぐって」 聞いてみたいじゃありませんか!

しかもその前後、神楽坂では本のイベントが多発する??これは行かなきゃ!!

詳細はこちらからどうぞ → http://tokyo-biblio.com/post/108252022667/2-22

2015年1月19日月曜日

チチカカコ

といっても、南米の湖じゃありません(笑)

ちくま学芸文庫
中公文庫
角川ソフィア文庫
河出文庫
講談社学術文庫

の5社の頭をとってチチカカコ!
角川文庫じゃありませんよ、角川ソフィア文庫ですよ!
講談社文庫じゃありませんよ、講談社学術文庫ですよ!
日本の知を担う、五つの文庫が結集したフェアが始まりました。
名付けて、『これが教養だ!』フェア(笑)



あまりに直球過ぎて、何の返しもできない自分がふがいない…

しかし、そのラインナップだって直球です!!


本当にこれ全部きちんと読んだら、どんだけ教養人になるんだ?
というど直球なラインナップ。しかも、偏りがない。
で、これにあわせて作られた目録が配られています。
目録と言えば普通は、本の紹介が載っていますね。
もちろんこの目録もそうなんですが、それに加えて
なんと1冊ごとに他者編集長からのコメント 
が載っているのです。すんばらしい企画です。
ぜひぜひ、みなさんも教養に浸ってくださいね〜!

しかhし、こういう業界横断的な試みが
業界全体の底上げになるといいな。
パイの奪い合いじゃなくて、
もっと大きくておいしいパイを
みんなで作る!
素敵すぎる〜♪

詳しくはこちら → https://twitter.com/chichikakako5

2015年1月17日土曜日

いざ、開運!

 さて、私が所属しているNPO法人読書普及協会では、毎年1月に『新春開運堂』というイベントを行っております。理事長の講演+どなたか作家さんや実業 家・教育者(こう書くとよそよそしい感じがしちゃいますが…)の講演が中心ですが、毎回趣向を凝らしております。さて、そんな新春開運堂ですが、今年は1 月24日に行われます。なんと!来週じゃありませんか!!





 読書普及協会の佐伯理事長は古本屋の傍ら、長年『本の力』と銘打ったブックトークイベントを行ってきました。おすすめの本たちを、様々な角度から楽しみ尽くすそのブックトークは一見のいや聴の価値があります。今回は同じ協会員であるラガーマン宮下さんと共演です。宮下さんは東芝府中に所属し、日本代表に選ばれたこともあるラガーマン。なんどかご一緒させていただきましたが、でかくて分厚くて、まるで『山』ですね(笑)

 そんな宮下さんが引退を考えていたときに、たまたまなんとなく入ったお店が佐伯さんの営む古本屋『越後屋』さん。それからお店に通い、本を貪り読み、佐伯さんと語らい、再び闘志をもやし現役続行を決めた話は、読書普及協会の中では語りぐさになっています。宮下さんは現役を引退した今も佐伯さんと語り合い、本を読み続け、後続の指導に生かしているそうです。

 そんな二人のリアルなトークが繰り広げられるのが今回の新春開運堂!読書普及協会の標榜する『体育会系読書』とは何かが明らかにされる、その瞬間を目撃してください♪



 そして今回はもうお一方は作家の土居伸光氏をお招きして、ほかでは聞けないふか〜いお話しをしていただきます。理解するとか、ためになるとかじゃなくて、心にしみ込んでくるようなお話を聞けるのは、読書普及協会のイベントだからです。

詳細、申し込みはこちらからどうぞ! → http://kokucheese.com/event/index/242249/

2015年1月13日火曜日

人文だぁ〜!

さて、若者の読書離れが囁かれて久しい今日この頃です。国の政策も理系偏重を打ち出していますし、人文系は風前の灯か?

しかし、やはり人文系には人を、社会を豊かにするという大切な役割があります。 哲学なきエンジニアリングに未来はあるでしょうか?伝えるべき何物もないままメディアだけが発展する意味があるでしょうか?

というわけで、人文学を代表して紀伊国屋(笑)が立ち上がりました。題して『この世界に人文学が必要です!』 です。これは紀伊国屋の特設本棚『じぶんや』の第100講目のタイトルです。『じぶんや』とは2004年9月、紀伊國屋書店新宿本店に生まれた棚です。紀伊国屋によれば「じんぶんや」に並ぶ本を選ぶのは、編集者、学者、評論家など、 その月のテーマに精通したプロの本読みたちです。「世に溢れかえる書物の山から厳選した本を、お客様にお薦めできるようなコーナーを作ろう」と考えて立ち 上げました。数多の本を読み込んだ選者たちのおすすめ本は、掛け値なしに「じんぶんや」推薦印つき。というなかなかすごい棚。その棚のシリーズ100棚目ということでしょうか。

ここでは人文系を代表して安藤馨、池内了、内田樹、臼杵陽、円城塔、大沢聡、乙武洋匡、河合利雄、岸政彦、木村草太、小島寛之、柴野京子、島薗進、白井聡、千葉雅也、出口治明、苫野一徳、ドミニク・チェン、野矢茂樹、原武史、福嶋亮大の諸氏がそれぞれ数冊の推薦書を提示しております。

しかも、なんと贅沢なことに1冊ごとに推薦者によるコメントが掲げられています。いやあ、壮観ですね!! あの人がこんな本を! この本はこういう視点が隠されていたのか!! もう、これだけでも興奮してしまいます(笑)

さあ、あとは自分の眼で確かめてください! → http://www.kinokuniya.co.jp/c/20150110090040.html





















2015年1月5日月曜日

お題は?

毎春宮中で執り行われる『歌会始』ですが
平成27年のお題はずばりでございます!
しかもなんと太っ腹なことに(笑)

お題は「ほん」ですが
「ぼん」,「ぽん」,「もと」等のように読んでもよく,
「本」の文字が詠み込まれていれば差し支えありません。
さらに,本を表す内容であれば,
「本」の文字がない場合でも差し支えありません。 

だそうです。歌会始こそは、我々庶民が
唯一参加できる(可能性のある)宮中行事です!
こいつぁ〜春から、縁起がいいわいなぁ♪


※あ、ちなみに平成27年の歌会始の詠進は
 (平成26年)9月30日をもって締め切られています(笑)

 詳しくはこちらから → http://www.kunaicho.go.jp/event/eishin.html