2015年1月13日火曜日

人文だぁ〜!

さて、若者の読書離れが囁かれて久しい今日この頃です。国の政策も理系偏重を打ち出していますし、人文系は風前の灯か?

しかし、やはり人文系には人を、社会を豊かにするという大切な役割があります。 哲学なきエンジニアリングに未来はあるでしょうか?伝えるべき何物もないままメディアだけが発展する意味があるでしょうか?

というわけで、人文学を代表して紀伊国屋(笑)が立ち上がりました。題して『この世界に人文学が必要です!』 です。これは紀伊国屋の特設本棚『じぶんや』の第100講目のタイトルです。『じぶんや』とは2004年9月、紀伊國屋書店新宿本店に生まれた棚です。紀伊国屋によれば「じんぶんや」に並ぶ本を選ぶのは、編集者、学者、評論家など、 その月のテーマに精通したプロの本読みたちです。「世に溢れかえる書物の山から厳選した本を、お客様にお薦めできるようなコーナーを作ろう」と考えて立ち 上げました。数多の本を読み込んだ選者たちのおすすめ本は、掛け値なしに「じんぶんや」推薦印つき。というなかなかすごい棚。その棚のシリーズ100棚目ということでしょうか。

ここでは人文系を代表して安藤馨、池内了、内田樹、臼杵陽、円城塔、大沢聡、乙武洋匡、河合利雄、岸政彦、木村草太、小島寛之、柴野京子、島薗進、白井聡、千葉雅也、出口治明、苫野一徳、ドミニク・チェン、野矢茂樹、原武史、福嶋亮大の諸氏がそれぞれ数冊の推薦書を提示しております。

しかも、なんと贅沢なことに1冊ごとに推薦者によるコメントが掲げられています。いやあ、壮観ですね!! あの人がこんな本を! この本はこういう視点が隠されていたのか!! もう、これだけでも興奮してしまいます(笑)

さあ、あとは自分の眼で確かめてください! → http://www.kinokuniya.co.jp/c/20150110090040.html





















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